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執筆者の写真LIM projects

体組成計(InBody®)を導入しました。

更新日:3月28日



 

弊社へInBody270(体成分分析装置)を導入しました。


InBodyによる体組成の測定やカウンセリングなど行っていますのでお気軽にご連絡ください。


また、この記事では、InBody測定に関して少しご紹介したいと思います。




 

InBody測定とは?



健康状態を正しく評価するには体の成分を正確に評価する必要があります

体重やBMIだけでは、内臓脂肪量や筋肉量などが測定できません。

弊社で導入した「体成分分析装置InBody」を使用することで、体を構成する体成分である筋肉量・タンパク質・ミネラル・体脂肪を定量的に分析することができます。

 

詳しくはこちら → InBody公式ホームページ

 

InBodyで測定できる主要項目



1. 体成分分析

体を化学的観点から4つ( 体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪 )の成分に分けて現状を表示します。また、各成分の役割も簡単に説明しています。

 

2. 筋肉・脂肪

筋肉量と体脂肪量が体重に対して適切であるかを棒グラフで表示します。身長と性別から求める標準体重を基に筋 肉量・体脂肪量の標準値を定めており、グラフの形から体型を視覚化できます。


 

3. 肥満指標

身長と体重で計算した BMI だけでは、体重が標準でも体脂肪率の高い隠れ肥満を正しく評価することができません。

InBody はBMIと体脂肪率を提供するため、総合的 な肥満評価ができます。

 

4. 部位別筋肉量

筋肉量を四肢と体幹の部位別に測定し、現在体重に対して筋肉量が十分なのかを判断します。また、上下半身の 筋肉の発達程度や左右の均衡が分かるので、運動療法の 判断基準になります。

 

 

5. 部位別体脂肪量

四肢と体幹の脂肪分布を示しています。量だけでなく、 標準体重に対する各体脂肪量の多さと評価も表示します ので、どの部位に体脂肪が多く溜まっているか分かります。

 

6. 体成分履歴

測定 ID 毎に直近データを 8 件まで表示します。体重・筋肉量・体脂肪率が確認できます。

 

7.  InBody 点数

体成分の状態を分かりやすく点数化して表示します。筋肉量と体脂肪量の均衡を基に評価しています。

 

8. 体重調節

体成分を考慮した適正体重と調節すべき筋肉量や体脂肪量を表示します。この数値を目標にすることで健康的で体成分の均衡が取れた体重管理が可能になります。

 

9. 研究項目

栄養評価・生活習慣指導・研究などで活用できます。 特に下記の項目は様々な分野で注目されています。

 

10. 運動別消費エネルギー量

測定した体重を基にそれぞれの運動を30分間実行した 時の消費エネルギー量を表示します。

 

11. インピーダンス

各部位・周波数別のインピーダンス(Z)を表示します。 インピーダンスは交流電流が体水分に沿って流れる際に発生する抵抗であり、全ての体成分結果の基になります。

 

測定方法



測定は、立った状態で行い、計測は5分以内で実施可能です。


その後、結果用紙をプリントアウトしご提供いたします。


結果用紙を見ながら、内容の説明と生活習慣などのアドバイスを理学療法士、作業療法士が行います。

 











測定に関する注意点


① ペースメーカー

InBodyは微弱な電流で計測しますので、ペースメーカーに影響が出る可能性がありますので、装着されている方は、絶対に測定してはいけません。

 

② 妊婦

妊娠中は陽水があり、「水分」として判断される場合もあれば、「脂肪」として判断してしまう場合もあります。また、胎児に全く絵今日がないとは言い切れませんので、特に安定期に入るまでは測定を避けます。

 

③ 電極

InBdyの測定は、全ての電極に接触することにより測定ができます。特にての親指部分、踵部に接触する電極は、他の電極に比べて小さいため、少しでも接触が悪いと測定ができません(ズボンの裾が挟まる、手・脚の乾燥など)

 

④ 手、脚の乾燥や角質

手や脚(特に手の親指部や踵)が乾燥していたり、角質が硬い場合には、電流がうまく流れず測定ができない場合があります。その際は、付属の電解ティッシュを使い、被験者の手や脚の裏を拭いてから測定します。

 

⑤ 測定中の動作

InBodyの測定は、体内に電気を流して抵抗値を測定します。人体は、心拍、体温、呼吸などによって抵抗値は常に変化します。

そのため、被験者が動いたり、喋ったり、笑ったりしますと、測定の大きな誤差につながる可能性があります。

 

⑥ 衣服

衣服や腕時計など身につけているものは、すべて「脂肪」として判断されますので、軽装で測定することを推奨します(InBodyで着衣料を引くことは可能)

また、アクセサリーなどの貴金属製品を着用しての測定は人体に影響ありません。

 

⑦ 食事

食事をすると体重が変化するように、測定結果にも変化が現れます。ぞうき(胃や腸など)の中にあるものは、全て「脂肪」として判断されますので、体脂肪率が上がるなどの誤差が生じます。飲み物をたくさん飲んだ場合も同じです。食事した場合、胃腸の動きが落ち着く2時間補ほど経ってから測定するのが望ましいです。

 

⑧ 便・尿

上記⑦と同じように、誤差が生じるため、排便・排尿後に測定するのが理想的です。

 

⑨ 運動

運動中や運動後に測定すると、はかんや筋肉の鍼などで体成分に誤差が生じます。運動前に測定することを推奨します。

 

⑩ 金属部品(インプラント)の埋め込み

InBodyは、体内の水分中に電気を流して測定します。骨折などで金属製部品を体内に埋め込んでいる場合、水分よりも伝導率の良い金属製部品に電気が流れてしまうため、「水分が多い」=「筋肉が多い」と判断して誤差が生じます(測定ができないわけではありません)

 

測定できる対象者


注意点にもあるペースメーカーが埋め込まれていなければ、どなたでもInBody測定を受けることが可能です。

 

また、以下のような企業や皆様には、よりInBdy測定をお勧めいたします。

・従業員の健康を促進したいが、どのように行えばいいかわからない担当者の方

・健康に不安を感じている方、運動不足を感じている方

・「ロコモ」「サルコペニア」、およびその予備群と言われたことがある方

・生活習慣病及びその予備軍と診断されたことがある方

・ダイエットをしたいが、何からした方がいいのか分からない方

・トレーニングの効果や、パフォーマンスと身体能力について知りたい方

 

測定する目的・活用の方法


InBodyの結果用紙では、栄養状態に問題がないか、体がむくんではいないか、身体はバランスよく発達しているかなど、詳細な分析ができる項目を提供します。

この測定結果に基づいて改善すべき体成分の目標や改善点を弊社の理学療法士、作業療法士が提案させていただきます。

また、定期的に測定いただける企業に関しては、実際に体成分の変化をモニタリングしながら目標達成まで生活習慣・食習慣・運動指導をさせていただきます。

 

活用方法の例

  • 体の栄養状態(低栄養、栄養過剰など)の把握できる

  • 職業病に起因する身体の各部位の筋肉量を知ることができる

  • 筋肉・脂肪量の計測により、身体能力を評価できる

  • 腕や脚といった、部位別の筋力量が速的できるため、トレーニングの効果判定指標になる

 

上記のようなデータから、今の身体の状態を評価できます。

継続的にモニタリングを行うことで、生活習慣・運動習慣・食習慣における計画を立てることができます。

このようにInBodyの測定結果を有効活用できるため、可能な限り定期的(6ヵ月に1度程度)に測定していただくことをお勧めいたします。

 

参考情報


 

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