
今回は、「運動で得られるダイエットの効果」についてお話しします。
よく運動は体に良いと聞きますが、では実際にどのような効果があるのか、詳しくわからない人もいると思います。
せっかく運動を行うのであれば、体にとってどんな効果があるのかを知っているとより筋トレや運動するのが楽しくなります。
そこで、この記事では、運動を行うことで得られる身体面への効果をご紹介したいと思います。
トレーニングの効果を理解するとより筋トレが楽しくなるのでぜひ最後まで記事を読んでください。
筋トレを行うことで様々な効果が得られます。
今回はダイエット効果についてお話ししたいと思います。
目次
ダイエット効果について

筋トレは最強のダイエットです。
なぜなら筋肉は身体の中で最大のエネルギーを消費するからです。
筋肉1Kgあたりの基礎代謝は一日に約50キロカロリーとなっています。
筋肉量を増やすことで1日の消費カロリーが増えるため、一年後の基礎代謝量が変わってきます。
基礎代謝の促進

筋肉1Kgあたりの基礎代謝量50キロカロリー消費できれば基礎代謝の促進に繋がり体重も減らせます。
具体的にすると
50キロカロリーは卵の半分ぐらいのカロリーです(卵1個90キロカロリー)
運動で消費するなら体重60Kgの人がウォーキング約15分行う運動量です。
筋肉を1Kg増やせれば、1日に基礎代謝が約50キロカロリー増やせるので年間18250キロカロリー基礎代謝で消費することになります。
これは30代男性の脂肪2.5Kgと同等のエネルギー消費となります。
このように筋肉を増やし基礎代謝を促進できればダイエット効果が期待できます。
さらに、筋トレにより分泌されるホルモンでダイエット効果が期待できるホルモンがあります。
筋トレで分泌されるダイエット効果のあるホルモン、イリシンとインターロイキン6とは

前述したように筋トレをするとホルモンの分泌が活性化されます。
そのダイエットに効果のあるホルモンは、「イリシン」と「インターロイキン6」です。
イリシン
燃焼しやすい脂肪である「ベージュ脂肪」を増やし脂肪燃焼促進、太りにくい、痩せやすい身体にする
インターロイキン6 脂肪の分解を促進して糖質を消費する太りにくい体が作れる
このように筋トレをすることで、筋肉が付いて基礎代謝が向上し、ダイエット効果のあるホルモンの働きで効率の良いダイエットが行えるのです。
まとめ

筋トレをすることで、筋肉が付いて基礎代謝が向上します。
さらに、ダイエット効果のあるホルモンの働きで効率の良いダイエットが行えることがわかりました。
筋トレを行うことで、身体に良い効果を得られることがわかれば、日々のトレーニングがより楽しくなります。
今日も筋トレ、運動をしていきましょう!
参考情報
文献からの情報
科学的に正しい筋トレ 最強の教科書 2019年 庵野 琢将
知性を鍛える究極の筋トレ 2020年 井谷 武
カンデル神経科学 2014年 エリックR.カンデルほか
理学情報ジャーナル51巻6号(2017年6月)講座 運動と分子生物学・2 マイオカインによる代謝への影響 真鍋 康子
ビジュアル ホルモンのはたらきパーフェクトガイド 2021年 キャサリン・ウィットロックほか
インターネットからの情報
厚生労働省、2019年 国民生活基礎調査 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/index.html
要約版WHO身体活動・座位活動ガイドライン(http://jaee.umin.jp/doc/WHO2020JPN.pdf)
funcity(https://funcity.work)
アルゴグローバル株式会社(https://www.argo-global.co.jp)
AJINOMOTO いきいき健康教室(https://report.ajinomoto-kenko.com/suimin/nayami.html)
e−ヘルスネット(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-048.html)
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